アキレス腱炎(アキレス腱周囲炎)

運動中やつま先立ちになった時にアキレス腱が痛い。そんな症状があったら、もしかしたらアキレス腱炎(アキレス腱周囲炎)かもしれません。

アキレス腱炎とは・・・

アキレス腱は人体最大の腱で、腓腹筋・ヒラメ筋といったふくらはぎの筋肉が折り重なって出来ています。アキレス腱の役割は、ふくらはぎの筋肉の力をかかとに伝えることです。これによって歩いたり跳んだり、つま先立ちになることが出来ます。

アキレス腱は、パラテノンと呼ばれる膜状の組織に覆われており、その奥に脂肪組織もあります。これらによってアキレス腱に血液を供給したり、組織間の摩擦を軽減させています。

アキレス腱に繰り返し負担をかけることでパラテノンや脂肪組織に炎症が生じたり、肥厚や癒着が起こることで痛みが生じます。この状態をアキレス腱炎(アキレス腱周囲炎)といいます。

原因

歩いたり走ったり跳んだりといったような動作によって繰り返されるアキレス腱への負担が原因と言われています。

体の使い方(着地時の足のつき方や体重の乗り方)によってアキレス腱への負担のかかり方が変わりますのでアキレス腱炎に何回もなる方は修正が必要になってくるかと思います。

また、アキレス腱炎になりやすい方(リスク因子)は下記の項目があります。

・男性  ・加齢  ・扁平足  ・高血圧  ・肥満  ・シューズ  ・運動不足

急に運動をしたり、限界以上に負荷をかけるなどもアキレス腱炎になる可能性が上がります。

症状

最初はアキレス腱周囲の軽い痛みです。歩き始めや走り始めなど運動開始時は痛みを感じるが動き出すと徐々に痛みが軽くなることも多いです。

また、アキレス腱をつまんだり、起床時のこわばりや硬さを感じる人もいます。

無理をして動かし続けると、運動後も痛みが取れにくくなったり、最悪の場合アキレス腱断裂になってしまうこともあります。

アキレス腱炎は80~90%前後の方が半年以内に改善されると言われていますが、一部の人は難治性アキレス腱炎の状態になる方がいます。

少しでも痛みやこわばり・硬さを感じた場合には早期にセルフケアや治療を行うようにしましょう!

アキレス腱炎を予防するには、運動時のウォーミングアップやクールダウンを行うことや日頃からストレッチやマッサージを行うことは重要になります。

また、靴やインソールなどでアキレス腱への負荷を減らすこともできます。

そして、休息。使いすぎないことが大切です。

アキレス腱やアキレス腱周囲に違和感やいたみ、硬さやこわばりがある方はお気軽に当院にお問い合わせください。

ひだまり接骨院

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