足のむくみ
長時間の立ち仕事や、座りっぱなしのデスクワーク等の仕事をしていると夕方ごろに足がむくんできてしまう。と、悩んでいる方が多いですね。
足のむくみで、水分の取りすぎかな?と聞かれることも良くありますが、おそらく逆の方が多いと思います。
水分摂取量が足りていないと、体の中で水を溜めこもうとする働きがおきます。
これは、次にいつ水分が入ってくるかわからない為体が危険を察知し働く機能です。
この働きが起こると、足のむくみはひどくなってしまいますので、水分摂取はしっかりと行いましょう。
水分補給を行うことでトイレに行く機会も増える可能性がありますが、ふくらはぎの筋肉を使う良い機会なのでネガティブにとらえないでください。
ふくらはぎの筋肉を使おう
デスクワークで同じ姿勢を続けていると、足の筋肉を使うことが少なくなります。
そのため、下半身に血液やリンパ液などが滞ってしまい、むくみに繋がります。
ふくらはぎの筋肉には、下半身の血液やリンパ液を流す働きがありますので、出来れば1時間に1回程度立ち上がったりして足を動かしていきましょう。立ち上がったり出来ない場合は、足首を回したりかかとを上下に動かしたりして意識的にふくらはぎの筋肉を使うようにしてみましょう。
立ち仕事の方は、立ったり歩いたりしていると思いますが、ふくらはぎが使えているかどうかを意識してみてください。また、足を動かすときは股関節から動かす。これをやってみましょう。
むくみにマッサージは有効
足のむくみに対してマッサージを行うことはとても効果的です。
自分で出来る方は積極的にマッサージを取り入れてみましょう。
マッサージを行う時により効果を出すために意識してほしいことは、
①末端から中枢に向かってマッサージをする。
②膝裏をマッサージする
③足の付け根をマッサージする
これらを意識してマッサージをやってみましょう。
足のむくみが起こる病気
①肝臓・腎臓の障害
・肝臓の障害が起こると足のむくみが出ることがあります。また、足だけでなく全身にむくみがみられたりもします。
・腎臓の障害が起こると足のむくみが出ることがあります。また、まぶた等顔にもむくみがみられることもあります。
②下肢静脈瘤
下肢静脈瘤とは、脚の静脈にある逆流を防ぐための弁に障害が起こり、脚に血液がたまりやすくなる病気です。命にかかわるものではありませんが、脚の血管がこぶのようにボコボコと膨らむのが特徴です。
初期であれば弾性ストッキングを着用することで改善が期待できますので病院で相談してみましょう。
③心不全
心不全は、心臓がポンプの役割を正常に果たせなくなった状態です。心臓が血液を送る時の圧力が弱くなることで、最も遠くにある足の血行が悪くなりむくみなどを引き起こします。
その他に、心不全は息切れや動悸などの症状もみられます。
病気の話をすると足のむくみ自体が危険なものなのではないかと思ってしまうかもしれませんが、足のむくみで一番多いのは病気ではなく一過性のものです。
しかしながら病気が隠れていることもありますのでむくみの改善がみられない場合は一度病院で相談してみると良いと思います。
当院でも、血流改善を目的とした施術・トレーニングなどを行うことが出来ますので、お気軽にお問い合わせください。
ひだまり接骨院
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