腰の疲労骨折・・・

腰椎分離症とは・・・

背骨は椎骨という小さな骨が積み重なって構成されています。

この椎骨は、椎体と言われる部分と椎弓と言われる部分とがあり、椎体と椎弓の連続性が断たれた状態を分離症と呼びます。

分離症の起こりやすい部位

腰椎分離症の約80%が第5腰椎で発症し、次に多いのが第4腰椎での発症と言われています。

また、男女で比べると男性の方が多く発症します。

好発年齢は11~15歳の成長期に多く発症します。

原因

腰椎分離症の原因は、腰を反ったり捻ったりすることで疲労骨折を生じてしまうことです。

野球やバレーなどのスポーツ動作によって腰に負担がかかり発症します。

成長期は骨が未熟な時期であるため分離症が発症しやすいと考えられています。

スポーツ以外での発症の原因は、

・悪い姿勢が習慣化している、筋力不足、腰に負担がかかる動作を繰り返している。などがあげられます。

症状

・運動中の強い腰の痛み

・腰椎の棘突起部の圧痛

・腰を反る、捻ることでの痛み などがあげられます。

成人の場合は痛みが無い場合も多い。

診断には画像診断(レントゲンやCT・MRI)が用いられる。

治療法

成長期の発症初期では、分離した部分の骨癒合が期待できるため、コルセットなどを用いて患部の局所安静を行うことが多いです。これによって腰の反りと捻りの動作を制限します。

骨癒合の可能性が低いと考えられる場合には、痛みに対しての治療が行われることがほとんどです。

また、体幹トレーニングやストレッチなどを行い、腰に対する負担を減らすことも行います。

上記のような保存療法では痛みが改善しない、日常生活などに支障が出る場合は手術を行う場合がありますが、基本的には保存療法で改善を目指します。

腰椎分離症は成長期のケガとして度々生じてしまうが、強い痛みや日常生活への影響がなく生活できる場合がほとんどです。

普段の生活から腰に対する負担を減らすことが一番の予防になりますので、ストレッチや体幹トレーニングなどで予防して活動的な日常を維持できるようにしていきましょう!

ひだまり接骨院

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