鵞足炎とは・・・
鵞足炎とは膝の内側に痛みが出るもので、縫工筋・薄筋・半腱様筋という膝を曲げる筋肉が付着する部分に痛みが生じます。

ランニングによる膝障害の代表的なものです。また、急に練習量が増えることで鵞足炎を発症しやすくなります。
鵞足炎の症状
膝下の内側(鵞足部)に痛みが生じます。
最初は動かすときに違和感を感じる程度ですが、重症化すると何もしていない状態でも痛みを感じるようになり、日常生活にも支障をきたすようになります。
立ち上がり動作や階段の昇り降りでの痛みが特に支障が出てきます。
原因
基本的にはオーバーユースですが、縫工筋・薄筋・半腱様筋の柔軟性が低下していると発症のリスクが高くなります。また、X脚も発症のリスクが高くなります。
その他に、ウォーミングアップ不足・急に運動量が増える・運動時のフォームやシューズの問題なども発症のリスクが高くなります。
治療法
オーバーユースでの発症の場合は、安静が必要になってきます。
超音波やハイボルテージなどの物理療法や原因となる筋肉に対してのストレッチやマッサージなどを行います。
ただ、安静にして痛みが引いたからといって運動を再開すると痛みが再発することも少なくありません。
トレーニング量の調節・運動時のフォーム改善・シューズの選び方や履き方などの改善も必要になります。
鵞足炎になってしまったら・・・
鵞足炎になってしまった時に本人が出来ることは、まずは使いすぎている部分を休ませること。
痛みの状態を確認しながら、下肢を中心に柔軟性を向上させる、シューズやインソールの見直しを行う、マッサージや筋トレを行うようにしましょう。
指導者側が出来ること
ランニング時の膝の動きを確認し、股関節の強化や可動域を改善したり、地面に接地するときの足の向きを修正したり
オーバーユースにならないよう、個々でトレーニング量を調節やメニューを調節したりすること、体の使い方を修正する事は指導者側がコントロールしてあげる必要があります。
発症すると長引く人も少なくないので、重症化する前に処置を行うようにしていきましょう。
ひだまり接骨院
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