なかなか引かない痛み、疲労骨折かも?

疲労骨折とは・・・

疲労骨折とは、1回の大きな力で骨が折れる骨折とは異なり、同じ部位に小さな力が繰り返し加わることで発生する骨折です。慢性的なスポーツ障害の一つで、ジャンプやランニングなど同じ動作を繰り返す学生や社会人に多く発生し、特に成長期に最も多くみられます。

疲労骨折が厄介なのは、痛みがあっても運動自体は続けることが出来る点です。最初は骨にわずかな亀裂が入った程度なのですが、無理してプレーを続けていると完全な骨折に至ることもあります。

疲労骨折の症状

ケガが原因で起こる外傷性の骨折と違い、最初は運動時に痛みを感じたり圧迫した時に痛みを感じることが多いです。また、痛みのある部位が局所的に腫れたり押しての痛みがあったりもします。

明らかな外傷がないので、自己判断で捻挫と勘違いしてしまうこともあります。捻挫ももちろんですが、痛みがある場合は早めに治療を受けるようにしましょう。

疲労骨折の起こりやすい部位

疲労骨折が起こりやすい部位は、脛骨(すねの骨)・中足骨(足の甲の骨)に多いと言われていて、この二つが疲労骨折全体の約7割を占めているともいわれています。

その他にも腰椎(分離症)、大腿骨(太ももの骨)、肋骨、手首などでも起こります。一か所を使いすぎる(オーバーユース)であらゆるところで疲労骨折はみられます。

疲労骨折が起きる原因

疲労骨折の原因として、大きく2種類があります。

①本人が防げること

筋力不足・柔軟性不足・バランス感覚などを鍛える・補うこと。また、シューズの選び方も重要になります。競技・年代・練習環境に合わせたシューズ選びが大切です。

②環境

練習内容が選手に合っていない・練習環境の地面が固すぎるまたは柔らかすぎる・オーバートレーニング

また、女性の場合は無月経で摂食障害を伴う場合は、骨密度の低下が基盤にあり、疲労骨折を繰り返すこともあります

日本陸上競技連盟では、疲労骨折予防10カ条を掲げていますので、ご紹介いたします。

 疲労感、体調には十分気を付けましょう

 ロードでもトラックでもフィールドでもたくさん走れば発生します

 運動しすぎは要注意

 骨密度(骨の強度)が低ければ、発症率は高くなります

 つらい減量は疲労骨折のもとです

 生理(月経)がこないようでは骨は減ります

 疲れた筋肉では骨は守れません

 よい栄養をとりましょう

 ボーイもガールも疲労骨折はおこります

 運動、ランニング中のしつこい痛みは、すぐに医師へ

ひだまり接骨院

〒466-0053 名古屋市昭和区滝子町24-11

TEL052-990-9782  公式LINE @223lpwaa

当院は予約優先制となっております。ご来院の際は事前にご予約をお願い致します。

お車でお越しの際は、隣接のコインパーキングをご利用ください。

パーキングチケットをお渡しいたします。

当院HP http://hidamari-takiko.com/

インスタグラム http://www.instagram.com/hidamarisekkotsuin