人間の体には200個以上の骨があります。骨がどんな役割があるのかって知っていますか?
今回は骨の役割(五つ)についてお伝えしていきます。
骨格をつくる
一つ目の役割は、骨格として体を支えることです。骨が無ければ人間の体はつぶれてしまいます。
骨は体を支えるだけでなく、どこかにぶつけた衝撃や、ジャンプなどをして着地した際の衝撃にも耐えなくてはならないので強靭でなくてはならない上に、動くためには出来る限り軽くなくてはいけないのです。手や足の骨は細長く大きな骨ですが、中空となっています。また、手や足の骨の中央部分は骨質が厚くなっており、簡単には折れないようになっています。
血液をつくる
二つ目の役割は、血液をつくることです。
骨の中には骨髄があり、骨髄は赤色骨髄と黄色骨髄とがあります。
骨髄の中に幹細胞という血球の元となる細胞があります。これが分化して赤血球や白血球が作られています。
子どものころは赤色骨髄が多く、さかんに血液が作られているのですが、年齢を重ねていくと造血機能が衰えて脂肪細胞が増えて黄色くなって黄色骨髄となっていきます。
内臓を保護する
三つ目の役割は、内臓を保護することです。
頭の骨(頭蓋骨)は脳を守り、背骨や肋骨・胸骨などは心臓や肺などを守っています。骨盤は膀胱や腸を守り、女性の場合は子宮や卵巣も守っています。
運動の支点
四つ目の役割は、運動の支点となることです。
いくつかの骨で構成される関節。関節によって動きは異なります(股関節はぐるぐる回せるが、膝は曲げ伸ばししかできないなど部位によって異なる)が、筋肉の収縮によって起こる運動の支点として働きます。
カルシウムを貯蔵する
最後の五つ目の役割は、カルシウムを貯えることです。
人間の体には約1キロのカルシウムがあると言われており、その99%が骨と歯にあります。
カルシウムは、骨の材料としてだけでなく、人体の生理機能においても重要な働きをするミネラルです。
血液中のカルシウム濃度は常に一定に保たれており、足りなくなれば骨から取り出し、多くなれば骨に貯蔵する仕組みになっています。
骨には様々な役割があり、非常に重要な働きをしています。
骨の原料になるカルシウムを日頃から意識して摂取するようにしていきましょう。
ひだまり接骨院
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