コロナ以降、在宅ワークが当たり前になり、気づけば「一日中椅子に座っていた」なんてことありませんか?
「朝9時にパソコンを開いて、気づいたら夕方までトイレ以外ほとんど動いてない・・・」
「仕事が終わるころには肩も腰もガチガチ」
そんな声を当院でもよく耳にします。
人間の体は本来、歩いたり動いたりするために設計されています。
しかし、現代の働き方は、長時間座りっぱなしが当たり前。
まさに”体が固まる環境”の中で過ごしているのです。
では実際に、在宅ワークでは何時間くらいで体が固まり始めるのでしょうか??
医学的・運動学的にみると、筋肉や関節は「20~30分程度動かさないだけで硬直が始まる」と言われています。
特に、首・肩・腰・股関節といった大きな関節や、同じ姿勢で緊張し続ける筋肉は血流が滞りやすく、30分を超えると一気に負担が増します。
例えば、座りっぱなしの状態だと・・・
・首:頭の重さが前傾姿勢で2~3倍の負担に
・腰:椎間板にかかる圧力が立位より40%増加
・股関節:同じ角度で固定されるため筋肉が短縮し、立ち上がりがつらくなる
つまり「2~3時間連続で座っている」のは、体にとってかなりのリスク。
多くの人が「夕方になると体がガチガチ」と感じるのも当然なのです。
解決のポイント
1.30分に一度は立ち上がる
ストレッチまでしなくてもOK!立って水を飲むだけでも血流が改善します。
2.”ながらストレッチ”を習慣に
・首を横に倒して軽く伸ばす
・両手を上に伸ばして背伸び
・椅子に座ったまま膝を抱えて腰を伸ばす
3.仕事環境を見直す
ノートパソコンを直接机に置くと猫背が悪化する場合があります。
スタンドで高さを調節し、椅子の高さや座面の硬さも見直すことで負担が激減します。
4.毎日の”リセット時間”を設ける
朝や昼休みに5分間、体幹や股関節を動かすルーティンをつくると、仕事終わりの疲れが驚くほど違います。
在宅ワークは便利ですが、実は「体にとっては過酷な働き方」。
毎日の小さな積み重ねが、肩こりや腰痛だけでなく、将来的にはぎっくり腰・椎間板ヘルニア・慢性頭痛へとつながることも少なくありません。
逆に言えば、30分ごとに立つ・ちょっと背を伸ばす・環境を整える。たったこれだけの習慣で体は大きく変わります。
もし「最近、座っていると腰が重い」 「夜になると首や肩がつらい」とかんじるなら、それは体からのSOS。
仕事を頑張る自分の為に、ほんの少し体を気遣って上げてください。
あなたの体は、仕事を支える大切なパートナー。
今日から少しの工夫で、そのパートナーを守ってあげましょう!
ひだまり接骨院
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