筋肉痛とは・・・
筋肉痛は、運動やトレーニングを行った結果生じる筋線維の損傷を修復する過程で生じる筋肉の炎症。
いきなり運動をしたり、普段よりも高負荷なトレーニングを行ったり、慣れない運動を行うと筋肉痛になりやすいと言われています。
以前は、激しい運動をすると筋肉に疲労物質である乳酸がたまり、筋肉痛を引き起こすと考えられていましたが、乳酸はエネルギーとして再利用できることがわかり、現在では乳酸は疲労物質ではないと認識されています。
筋肉痛の種類
筋肉痛は大きく2種類に分類されます。
①即発性筋痛
これは急性筋肉痛とも呼ばれる、運動の最中や直後に起こる筋肉痛を指します。
筋膜の断裂のような障害の場合と、疲労物質が溜まることなどによって起こるものがありますが、多くは後者です。
疲労物質とは、乳酸と一緒に作られる水素イオン。この水素イオンによって筋肉が極度に酸性になると痛みやだるさなどの感覚を生じさせます。
②遅発性筋痛
運動してから数時間後~数日後に生じる筋肉痛を指します。いわゆる一般的な筋肉痛はこちらです。
運動によって筋細胞の中にミクロな傷ができ、そこに炎症反応が起こります。炎症が起こると、外傷や毒素などで活性化するヒスタミンなどが沢山作られます。その中に痛みやかゆみを引き起こす物質があるので、炎症とともに筋肉が腫れたり、熱っぽくなったり、痛みを感じたりとする状態になります。
筋肉痛が起こりやすい運動・動作
筋肉痛が起こりやすい運動は、下り坂を下りる、荷物やダンベルを下ろすような動作で、筋肉を伸ばしながら力発揮をする(エキセントリック)運動です。
※この運動は筋肉痛が生じやすい反面、筋肥大の効果が高いともいわれています。筋肉を大きくするためにとレーニンをする人にはダンベルやバーベルをゆっくりおろすようにしてみると良いと思います。
筋肉痛を早く治すには??
筋肉痛を早く治すには、血流を良くする。これが今の研究などの結果から出ている答えです。
特に運動後のマッサージは筋肉痛の回復・改善に最も効果があると言われています。
ちなみに、この研究においてストレッチはあまり効果が無かったようです。
ストレッチによる血流改善効果が長く続かない(30秒のストレッチで血流改善効果は1分程度との研究結果があります)ことが筋肉痛の改善に効果を出さなかったのでしょう。
他にも改善効果があるのは、入浴。これも筋肉痛の改善効果があります。
また、軽い運動(ウォーキングやジョギング)も筋肉痛や疲労の回復に効果があります。
※個人的には酸素カプセルがかなり効きます。マラソン後の筋肉痛や疲労回復が一番早かったです。あくまでも個人的な意見です。
筋肉痛や疲労回復したい方はお気軽にお問い合わせください。
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