知らないうちに巻き肩なっていませんか?

肩が前に出てしまう巻き肩は見た目が悪くみえるだけでなく、体の調子も損ないます。

巻き肩になってしまう原因は色々あるのですが、私生活を見直すことで予防・改善が出来ることがほとんどなので参考にしてみてください。

そもそも巻き肩とは・・・

巻き肩とは、肩が丸まって本来の位置よりも前に出てしまっている状態を指します。巻き肩になると肩こりや頭痛、ストレートネック、眼精疲労、自律神経の不調などが生じる可能性がある為注意が必要です。

今、ご自身が巻き肩になっているのかどうか気になる方は、仰向けに寝てみましょう。

この時に肩が浮いてしまっている人は巻き肩になっている可能性が高いです。

立った状態で確認するには、鏡の前でご自身の姿を横から見てみましょう。この時に肩の位置が前に来ている場合は巻き肩の可能性が高いです。ただ、わかりにくい場合もあるので仰向けで確認する方が簡単かと思います。

巻き肩の原因

巻き肩は、長時間のスマホやデスクワーク、横向きでの睡眠によって引き起こされる可能性が高いです。

【長時間のスマホ・デスクワーク】

長時間のスマホ・デスクワークは背中や肩を丸めた姿勢を長時間続けることになりますし、デスクワークでは両手のひらが下を向く時間が長くなります。

手のひらが下を向くのも巻き肩を起こす原因となります。

対策としては画面と視線の高さを合わせること。胸や首の筋肉をストレッチすること。などがあげられます。

【横向きでの睡眠】

横向きでの睡眠は、体の重みによって下側になっている肩が巻き肩になってしまう可能性があります。特に寝返りの少ない方や、横向きの寝姿勢で過ごす時間が長い場合は要注意です。

巻き肩が体に与える影響

巻き肩は体に対してさまざまな影響を与えます。その中の3つをご紹介します。

【首・肩がこりやすくなる】

巻き肩になると首から肩にかけての筋肉の緊張が強くなることで、筋肉の柔軟性の低下と血行不良を引き起こします。そのため、首や肩のコリを感じやすくなります。また、この状態が長期間続くと頭痛やストレートネックになってしまう可能性もあります。

【呼吸が浅くなる】

巻き肩になると、体の前面の筋肉の緊張が強くなりやすいです。そうなると、肋骨の動きが制限されることになり、換気量が低下してしまい呼吸が浅くなる可能性があります。

換気量の低下・血中酸素濃度の低下が自律神経系や体力面、生活活動にも支障をきたす場合があります。

【姿勢が悪くなる】

巻き肩が慢性化すると背中が丸くなり猫背を引き起こしたりストレートネックを引き起こしたりしてしまい姿勢が悪くなります。そこから改善出来ればいいのですが、さらに慢性化することで頚椎症や腰痛を引き起こしたり自律神経の不調を引き起こしたりする可能性があります。

巻き肩を改善するには

巻き肩は放置すると体にさまざまな不調を引き起こします。そうなる前に改善していきましょう。

・姿勢を改善する

先ほども述べたように、パソコン・スマホの画面と目線を同じ高さにすることも姿勢の改善に繋がります。また、長時間の作業になってしまっても間にこまめにストレッチなどを行うのも良いです。

・運動する

普段から運動を行うことは、巻き肩改善にとても大切です。

肩や胸周り、背中といった上半身の筋トレを行ったり、ウォーキングやジョギングのような有酸素運動を行うのも全身の血流改善にもなり効果的です。

上半身、特に肩と肩甲骨・背中を動かすことを意識しましょう。

まとめ

巻き肩は普段の姿勢などを見直すことで予防・改善が出来ます。

一度ご自身で巻き肩になっていないかチェックをしてみましょう。

そして、普段の姿勢を見直したり運動を行う習慣をつけたりしていきましょう。

なかなか自分ではわからない。改善するのが難しいと感じる方はお気軽にお問い合わせください。

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