知らないと怖い脳震盪

脳震盪とは・・・

脳震盪というと、サッカーやラグビーなどの激しいコンタクトスポーツでしか起こらないと思われる方も多いのではないでしょうか?

転んだり、頭をぶつけるだけでも脳震盪は起こる可能性があります。

脳が揺さぶられると脳内の軸索という神経繊維が捻じれたり伸ばされたりして一時的に脳が動かない状態になります。この状態が脳震盪です。

脳震盪が起こりやすい状況

脳震盪は頭をぶつけたりする直接的な衝撃や体が壁や床などにぶつかったり、たたきつけられたりした時に脳に伝わる間接的な衝撃で起こります。

具体的には

人との衝突➡タックル・パンチなど

床との衝突➡転倒・投げられた時など

物との衝突➡ボール・バットなどにあたる

以上のような時に起こったりします。

脳震盪の症状

脳震盪は本人でも気づかないことがありますので、周りの人が気づいてあげることも重要です。

下記のような症状が無いか、確認してあげてください。

①意識消失 一瞬でも意識消失があれば該当します。

②倒れてから動かない・立ち上がるのが遅い

③ボーっとしている・うつろな表情をしている

④ふらふらしている

⑤動きが遅い・ぎこちない

⑥受け答えが遅い・適切でない

⑦人格の変化

⑧混乱している

⑨対戦相手がわからない・日付がわからない

⑩衝撃を受けた前後の事が思い出せない

このような状態が起こった場合は注意が必要です!

対応方法

①上記の症状が一つでも見られた場合は選手をプレーから外す 

②RED FLAGSのチェック

③脳震盪になった状況の把握

④脳神経外科を受診

※RED FLAGS

下記の症状がみられたら、すぐに救急車を呼ぶようにしましょう!

・首の痛みと圧痛

・物が二重に見える

・手足のしびれや脱力感

・強い頭痛

・発作や痙攣

・意識消失や意識障害

・嘔吐

・興奮状態

セカンドインパクトシンドローム

脳震盪後に、回復する前に再度脳震盪になるような強い衝撃が脳に伝わると、脳が腫れやすく血管が破綻しやすい状態になってしまいます。脳を包んでいる硬膜の下に血液がたまる硬膜下血腫が起こります。この状態を、セカンドインパクトシンドロームといいます。死に至る危険性・後遺症が残る可能性が高い。

脳震盪を予防する方法

①体力差や体格差をなくす・減らす

②施設設備の確認 壁との距離が近くないか・転倒しやすい地面でないかなど

③体に合った防具を付ける

④衝突の少ないポジションに変える 脳震盪を起こしたことがある場合

⑤脳震盪の疑いがある場合プレーから外す

⑥安全第一・脳震盪の重要性を伝えておく

脳震盪になった場合でも、選手は大丈夫だと言ってくる場合が多いです。

周りの人たちが気づいてあげること、脳震盪の危険性を選手に知ってもらうことが必要です。

また、日頃から環境に気を配る(滑りやすい・ぶつかりやすい状況が無いか確認する)ことを怠らないようにしていきましょう。

ひだまり接骨院

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ABOUT US
ひだまり三重県出身 ひだまり接骨院院長
接骨院とスポーツトレーナーの経験から 施術や運動、栄養に関することなど 健康に長生きするための情報を発信するブログ