膝蓋腱炎とは・・・
膝蓋腱炎とはジャンパー膝とも呼ばれる、ジャンプやダッシュといった膝の曲げ伸ばしの繰り返しによって発症すると言われている膝の疾患です。
膝蓋腱は太ももの筋肉と協調して膝を伸ばす際に必要となる腱です。
ジャンプや着地、ダッシュやストップ、キックなどの膝を使う競技を行っている15~20歳ぐらいの男性に多いと言われています。
症状
初期症状としては、膝のお皿のすぐ下の部分に特定の動作を行った時に痛みを感じることが多いです。
次第に痛みは強くなっていき、運動全般で痛みを感じるようになってきたりすることもあり、最終的には日常生活でも椅子などからの立ち上がりや階段の上り下りでも痛みが出るようになってきたりします。
また、痛みは片膝の時もあれば両膝にでることもあります。
オスグッドと似ている部分もありますが、圧痛(押した時の痛み)の場所が違います。
原因
膝蓋腱への繰り返しの負担が原因となります。繰り返しの負担により腱が微細な断裂をし、これが繰り返されることで修復できなくなり腱自体が炎症を起こしてさらに脆弱になります。数週間にわたってこの状態が続くと腱炎状態となります。
ジャンプやダッシュなどの動きは様々な競技で行われる運動ですが、中でも特にバスケットボール・バレーボール・野球・陸上の長短距離・走り高跳びの選手に発症が多くなります。
・筋肉の硬さ
・筋力のアンバランス
・下肢のアライメント
これらが悪いと発症のリスクが高くなります。
治療方法
膝蓋腱炎の治療方法は基本的に保存療法です。
運動制限をしながら、筋肉の緊張緩和やハイボルテージや超音波などの物理療法で炎症と疼痛を軽減させていきます。これと同時に筋力強化や柔軟性向上を目標にリハビリを行い、再発の予防も行っていきます。
再発予防にはウォーミングアップやクールダウンなど日常生活でできることの改善も重要になります。
膝蓋腱炎でお悩みの方はお気軽に当院にお問い合わせください。
ひだまり接骨院
〒466-0053 名古屋市昭和区滝子町24-11
お車でお越しの際は、隣接のコインパーキングをご利用ください。
パーキングチケットをお渡しいたします。
当院は予約優先制となっております。ご来院の際は事前にご予約をお願い致します。
TEL052-990-9782 公式LINE @223lpwaa