シンスプリント
運動中や運動後に、脛(すね)に痛みが出ることはありませんか?
歩いているときに脛が痛みが出ることはありませんか?
その症状、もしかしたらシンスプリントかもしれません!
シンスプリントとは?
シンスプリントとは、【脛骨過労性骨膜炎】とも呼ばれます。
運動をしている学生や久しぶりに運動を再開する方がなりやすい症状。
過労性、いわゆる使い過ぎが原因で起こる症状と言われています。
ある一部に負担がかかりすぎることで、痛みとなって現れます。
痛みの出やすい場所は、脛の内側で真ん中から内果(うちくるぶし)の間。
シンスプリントの症状
脛の内側にジーンとした鈍い痛みや腫れ(特に運動後に出やすい)
次第に運動中にも痛みを感じるようになり、ひどくなると安静にしていても痛みが出たり、歩くのも困難になってきます。
その他に、脛の内側を押すと痛みを感じるといった症状も出てきます。
最初は鈍い痛みなので、そのうち治るだろうと放置する方が多いですが早めの処置が大切になってきます。
シンスプリントの原因
先ほどもお伝えしたように、過労性によるものだと言われているシンスプリント。
その他にもシンスプリントは起こしやすくする要因があります。
①急激な運動強度の変化
小学校から中学校へ、中学校から高校へなど練習環境が変わったり強度が変わったりした時にシンスプリントになる方は非常に多いです。
また、普段運動をしていなかった方が急に運動を始めた場合も同様です。
今までよりも急激に筋肉に負荷をかけることで疲労が蓄積し、その状態でまた運動を行う。この繰り返しにより痛みが出る。
②運動時の地面・シューズ
運動時の地面がアスファルトのような固い場所なのか、芝のような衝撃を吸収してくれるような場所なのか。これだけでも足にかかる負担は変わってきます。
また、シューズも重要です。クッション性に関しては地面と同様で衝撃を吸収してくれるものなのか、そうでないのか。
意外と見落としがちなのはサイズ。サイズの合わないシューズを履いている方は要注意!
大きくても小さくても良くないので、きちんとサイズを合わせてから購入するようにしてくださいね。
③足の形状
足の形は人それぞれですが、扁平足の方はシンスプリントになりやすいと言われています。
足にはアーチ構造があり、衝撃吸収のクッションの役割をしています。
扁平足によってこの機能が低下してしまう為、足への衝撃が強くなってしまうのです。
④間違った使い方
足のゆびや足首の使い方が間違っていたり、重心が後方に乗ってしまっていると本来使うべき筋肉と別の筋肉を使うこととなりシンスプリントになりやすいです。
お尻の筋肉が固い方は特に要注意!
予防法
シューズ選びとインソールの活用
チームや部活動では練習量や場所を個人でコントロールすることは難しいかもしれませんが、シューズは自分で選べるのではないでしょうか。自分の足に合ったシューズを選び、必要であればインソールを活用することも良いです。
ストレッチ・マッサージ
何と言っても使い過ぎが原因と言われているので、疲労を溜めこまないことが重要です。
特に足の裏やふくらはぎ、お尻の筋肉のケアを入念にやりましょう。
お尻?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが
お尻の筋肉が固いと、重心が後方に移動し足の外側に荷重がかかりやすくなります。
練習でのケアだけでは足りないことが多いので、必ず家に帰ってからもやりましょう。
足のゆびを動かす
シンスプリントになりやすい方は、足のゆびがうまく使えていない方が多いです。
足のゆびで、グーパー運動をなるべく大きく動かすようにやってみましょう。
足首の可動域改善
足の使い方が間違っていると痛みが再発する可能性が高くなります。
足首の可動域や柔軟性の獲得が必要になるので意識的に色んな方向に動かすことを行いましょう。
足先でアルファベットのA~Zを大きく書くように動かす運動が縦・横・斜め・円など様々な動きの練習になるのでオススメです!
水分補給
水分補給はシンスプリントだけに限ったことではありませんが、ケガの予防には必要なことです。
人間の身体も、筋肉も水分が必要不可欠。水分補給を変えるだけでケガをしにくくなる方も多いので、騙されたと思ってこまめな水分補給を行いましょう。
ひだまり接骨院での治療法
当院では手技での筋肉の柔軟性の獲得と足のゆびの使い方・足首の使い方をチェックと指導。整体での施術で重心のチェックとコントロール。
スポーツ選手も使用するハイボルテージ&超音波のコンビネーション施術での疼痛軽減と筋肉の柔軟性獲得を行います。
なるべく早い処置が早期回復への近道です。
いつか治るだろうと放置・我慢せずに病院や接骨院、治療院でみてもらうようにしてくださいね♪
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ひだまり接骨院