五十肩
服の着替えや髪を洗う動作で肩が痛い。夜に肩が痛くて眠れない。このような症状があったら、もしかしたら五十肩かもしれません。
五十肩とは
40代から50代に発症しやすく、50代で最も多く発症するため五十肩(四十肩)と呼ばれる。
肩関節周りの骨や軟骨、靭帯や筋肉や腱などの老化からくる肩関節周囲に炎症が起きることが原因とも言われる。
性別では女性の方が発症しやすい。
また、五十肩は片方の肩に発症するが、反対側の肩も発症する方が2~3割程度いる。
五十肩の症状
主な症状は、肩の可動域制限と痛みです。
痛みは段階によって変わっていきます。
急性期(~1か月前後)
痛みが強いのが特徴で、動かした時の痛みだけでなく、安静にしていても痛かったり夜に痛みが強くなることもある。
この段階では方に対して直接施術を行うことはしません。
拘縮機(1カ月~3カ月)
可動域制限が特徴で、夜の痛みと安静時の痛みはほぼ消失。
この段階では、可動域改善・拘縮改善のために積極的に肩(肩の周辺組織も含む)に対して施術を行います。
回復期(3カ月~)
可動域制限及び動かしての痛みがほぼ消失。可動域制限が残っている場合でも日常生活に影響がない。
この段階では、取りきれていない痛みや可動域制限があればそこへのアプローチと筋トレ(運動)を行います。
五十肩の原因
五十肩の原因としては、筋肉や関節を包む膜(関節包)の癒着と拘縮があげられます。
これら癒着と拘縮を起こす要因で多いのが、不良姿勢。
デスクワークの方やスマホをよく使う方は要注意です。
ついつい猫背になってしまっていませんか?
猫背になることで胸周りの筋肉・肩や腕の筋肉たちが使われる頻度が上がり、負担がかかりすぎると筋肉がこわばり硬くなってしまいます。
こうなってしまった状態で腕や肩を使うことは、本来の動きとは異なってくるため肩関節周りに負担をかけ炎症を引き起こし、それを繰り返すことで癒着や拘縮と言ったものが起きてしまいます。
予防法
では、どのようにして予防をしていけば良いのか。
デスクワーク自体を変えるというのは難しいですよね。しかし、スマホに関してはいかがでしょうか?使用時間を変えることは出来るのではないでしょうか?
まずは一番変えやすいスマホの使用時間を変えてみましょう。
また、デスクワークの方にも共通ですが姿勢。
姿勢の意識も簡単にできる予防法の一つです。
ずっと意識し続けることは難しくても、最初に意識をしてスタートすることはできますよね。
その後も気づいたときに直す。この繰り返しからやってみましょう。
また、寝るときの姿勢も気を付けてみてください。
横向きに寝る方は五十肩になってしまうリスクが上がります。しかし、意識しすぎて睡眠時間が減ってしまってはいけませんので可能なら横向きは避ける程度に意識していただければと思います。
決してやってほしくない事
運動法を指導されることが多い五十肩ですが、姿勢が良くない状態での運動はやめましょう。
姿勢が良くない状態で負担をかけることで発症しているのに、姿勢が良くない状態で運動することはやるべきではないです。
まずは硬くなっている筋肉を緩める・ほぐす・伸ばす。ある程度筋肉が動かせる状態になってから運動を行っていきましょう。
ひだまり接骨院で出来る事
当院では姿勢改善に向けた整体施術・トレーニングが可能です。
ただし、整体施術だけ受けてれば姿勢が整う・体は勝手に良くなるだろうという考えはやめてください。
これはどんな症状に対する施術でも同じです。
一日は24時間(1440分)・整体施術は20~30分程度です。一時的に体が良い状態になったとしても、必ず元の体に戻ろうとしますので
普段から姿勢に対する意識や改善する努力は必須です。
もちろん、何をどんなふうにやると良いのかなどの詳しいことはお伝えさせていただきます。
二人三脚で症状・原因の改善に取り組んでいきます。
当院での施術をご希望の方は電話または公式LINEからご予約をお願い致します。
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